2022年01月01日
新年あけましておめでとうございます。
皆様にとりまして良い年でありますようご祈念申し上げます。
昨年の漢字は「金」でした。オリンピックでの日本選手の活躍、大谷選手のMVP、松山選手のマスターズゴルフ優勝等が理由のようです。今年はこれから、まず冬季オリンピックが開催され日本選手の活躍を始めとして、その他の競技においても沢山の「金」が今年も出て、良い意味の漢字がまた選ばれる年になることを期待したいと思います。
因みに、モータスポーツのF1ではホンダエンジンを搭載した“レッドブルホンダ”が2021年ドライバーズチャンピオンになりました。これも昨年の「金」だと思います。
今年こそは新型コロナウイルスの感染は落ち着いて正常に近い生活になっていると期待しておりましたが、まだまだ予断を許さない状況が続いており、宝仙寺の行事も制限された中で行っております。
新型コロナウイルスの影響で食事をするときは黙って食べる「黙食(もくしょく)」という事が言われています。私達僧侶は修行中はお経を唱えてから食事をします。食事も修行の一環として考えますので、食物を作った人の手間、食物の命をいただくという事などで、食べることに感謝し黙って集中して食べるという事で仏教では「黙食(もくじき)」と言います。コロナウイルス感染拡大のためこんなところで「黙食(もくじき)」が注目されるとは思ってもいませんでした。
世界では大変な量の食物が廃棄されております、無駄の無いように食べなくてはなりません。
早く新型コロナウイルスの感染が落ち着いて、おしゃべりをしながら楽しく食事がとれるようになって欲しいものです。
尚、新書院の建設工事は解体工事が今月末頃には終わる予定です。2月にはいよいよ新築工事が始まる予定です、何かとご不便をおかけしておりますがご協力のほどお願いいたします。
令和4年 1月
宝仙寺住職 富田 道生
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