御府内八十八ヶ所第十二番札所、関東三十六不動霊場第十五番札所

宝仙寺について

2021年1月:ご挨拶

2021年01月01日

 新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。明るい話題が出てくるような、良い年になるよう期待したいものです。

当寺では今年の年末年始は、除夜の鐘は寺内の者が撞くようにし、元旦の修正会の法楽・護摩は予定通り行いますが、お詣りの方々には注意をしてお詣りいただくようにお願いして厳修します。

「一陽来復」とは陰が極まって陽がかえってくること、陰暦11月冬至。冬が去り春が来ること。悪い事ばかりあったのがようやく回復して善い方に向いてくること、と辞書に書いてあります。
新型コロナウイルスの感染が遂に地球の七大陸全てに拡大したそうです。一日でも早く縮小傾向になり、良い方向に向かって回復していくことを願うばかりです。
ヨーロッパでは家の中に入る時靴を脱ぐとか、挨拶も握手やハグをしない等生活習慣が大きく変わっているようです。
新型コロナウイルスの影響で、私達の生活習慣がこんなに早く変化するとはだれも予測していなかったと思います。

「笑う門には福来る」と言いますので、笑うと免疫が上がるそうですから福と免疫を上げて、今年は生活致しましょう。

令和三年 元旦

宝仙寺住職 富田 道生

1月啓翁桜