2019年01月01日
新年あけましておめでとうございます。今年一年が皆様にとりまして良い年でありますようご祈念申し上げます。
真言宗では毎年各派の管長さんや代表の方々が集まり、「後(ご)七日(しちにち)御修法(みしほ)」という1月8日から七日間 京都の“東寺”において鎮護国家・世界平和・玉体安穏・五穀豊穣等を祈る大切な法要が厳修されております。この法要は弘法大師が始めたもので1200年近く続いております。今年はこの法要の大阿(導師)を豊山派の猊下がお勤めになります。今年は新しい元号に変わりますので、その年に豊山派が当たるという意味でもおめでたいことだと思います。
今年は元号が変わり様々な行事も有り、例年と良い意味で少し変わった年になる事を期待いたします。
昨年一年を表す漢字は「災」でした。今までに予想もされなかったいくつもの災害が起こりました。宝仙寺でも台風24号の影響で屋根の瓦が飛ばされたり、大きな木が折れたり、その木により建物が壊されたりという大きな被害が出ました。
最近は異常気象が日常化していると云われていますが、今年はもう少し穏やかな年であって欲しいと思います。
今年の冬は暖冬の予想ですが、柿が豊作の年は雪が多いという事を聞きましたが、雪による被害がないことを願います。
平成三十一年 元旦
宝仙寺住職 富田 道生
境内の金柑
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