御府内八十八ヶ所第十二番札所、関東三十六不動霊場第十五番札所

宝仙寺について

2017年01月:ご挨拶

2017年01月01日

 明けましておめでとうございます。
 新しい年を迎えますますご健勝のことと存じお慶び申し上げます。
 昨年11月には東京では観測史上初の積雪がありました。地球の温暖化などの気象変化の影響と思われますが、この冬の気温と雪はいかがでしょうか。最近はスキーをあまりしなくなりましたが、雪の景色を見ると雪国へ行きたくなります。
 さて新年を迎え、お屠蘇を飲み、おせち料理を召し上がりながらお酒を飲まれたのではないでしょうか。また、新年会に出席する機会が多くなる時期ですが、日本ほど沢山の種類のお酒を飲む国は無いようです。ビール、日本酒、焼酎、ワイン、紹興酒、ウイスキー等々会合によって違いはありますが、どこに行ってもほとんど揃っています。料理も和食、洋食、中華等何でも食べられ、お酒を飲むひとにとってはお酒と料理の組み合わせがまた楽しみです、大変恵まれたことであり、有り難いことだと思います。
先日、新聞に宴会の時に「30・10(さんまる・いちまる)運動」が全国の自治体へ広まっているという記事がありました。乾杯後30分とお開き前の10分は料理を食べることに集中してもらい、"もったいない"食べ残しを減らしてもらうというものです。
 "いただきます"は、食べるものの命を大切に無駄なく食べるという意味です。
 今年一年美味しいものを無駄のないように食べて、健康に過ごしましょう。

平成29年元旦

宝仙寺住職 富田道生