2022年11月12日
今年も宝仙学園中学校一年生212名が宝仙寺を参拝し、「十三まいり」を執り行いました。「十三まいり」とは、数え年で十三歳になった少年少女が、氏神様やお寺におまいりする元服の儀式であります。虚空蔵菩薩とご縁を結び「智恵」と「福徳」を授かる法会として行われます。自分の生まれ干支が一巡りしてもとの干支に戻る年であり、最初の厄年に当る為、厄除けをする意味も込められています。
そして、虚空蔵菩薩とご縁を結ぶ法会に虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)があります。真言宗を開かれた弘法大師様や、真言宗中興の祖である興教大師様も修しています。この法会を修することで、記憶力増進の功徳があると言われています。また「十三まいり」は別名「智恵まいり」・「智恵もらい」とも呼ばれております。
ご本尊、虚空蔵菩薩にこの法会の趣旨を述べ、宝仙学園中学校一年生 に「智恵」と「福徳」の功徳を授かりますようにと法要を厳修しました。
住職が加持した「智恵の水」を生徒の皆さんに潅頂しました。
加持したお守りをお渡ししました。
住職が十三まいりについて法話しました。
保護者の方々も一緒に参加しました。
虚空蔵菩薩
右手の剣が「智恵」を表し、左手の宝珠は「福徳」を表しています。
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