2018年11月10日
宝仙学園中学校一年生215名の「十三詣り」を執り行いました。「十三詣り」とは、数え年で十三歳になった少年少女が、氏神様やお寺にお詣りする元服の儀式であります。宝仙寺では、虚空蔵菩薩とご縁を結び「智恵」と「福徳」を授かる法会として行われます。自分の生まれ干支が一巡りしてもとの干支に戻る年であり、最初の厄年に当る為、厄除けをする意味も込められています。
虚空蔵菩薩とご縁を結ぶ法会に虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)があります。真言宗を開かれた弘法大師様や、真言宗中興の祖である興教大師様も修しています。この法会を修することで、記憶力増進の功徳があると言われています。また「十三詣り」は別名「智恵詣り」・「智恵もらい」とも呼ばれております。
十三詣りのご本尊で「智恵」 「福徳」をつかさどる、虚空蔵菩薩とご縁を結びます。 右手の剣は「智恵」を表し、左手の蓮華は「福徳」を表します。
ご本尊、虚空蔵菩薩にこの法会の趣旨を述べ、宝仙学園中学校一年生 に「智恵」と「福徳」の功徳を授かりますようにと法要を致します。
法要中のようす
宝仙寺住職が加持した「智恵の水」を生徒の皆さん一人一人に潅頂するようす
住職による法話
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