御府内八十八ヶ所第十二番札所、関東三十六不動霊場第十五番札所

催事の様子

春彼岸中日法要厳修

2018年03月21日

今年の春のお彼岸は暖かな陽気とともに始まりましたが、中日法要が行われた春分の日は残念ながら大荒れの雪模様となってしまいました。そんな足元の悪い中でも、たくさんのお檀家様が中日法要に参列して下さいました。お集まりいただいたお檀家様と共に、先祖代々の供養をし、法要の最後に全員でお勤めをお唱えいたしました。

彼岸とは・・・
彼岸とは春分・秋分の日を中心にした一週間のことをいいます。仏教では、生死の海を越えた悟りの世界を彼岸、その反対側の私たちのいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)といいます。昼と夜の長さが同じ長さになる春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考えてお墓参りをし、先祖供養をするようになったのが今日の「お彼岸」です。
お彼岸は、ご先祖様へ供養するだけでなく、私たち自身が仏道修行を実践する一週間でもあります。心穏やかな悟りの境地への仏道修行を六波羅蜜(ろくはらみつ)といい、次の6つの修行を実践することがもとめられます。

@布施(ふせ)    財や心を他人に施すこと
A持戒(じかい)   心を戒めること、他人に迷惑をかけないこと
B忍辱(にんにく)  不平不満を言わないこと、腹をたてないこと
C精進(しょうじん) 常に努力をおしまず、全力で物事にあたること
D禅定(ぜんじょう) 心を静かに保つこと、反省を忘れないこと
E智慧(ちえ)    真実を見る智慧、正しい判断力をみにつけること

普段なかなか実践する事が難しい修行ですが、年二回あるお彼岸の期間どれか一つでも実践して、心穏やかな生活を送っていただきたいと思います。

中日法要のようす

住職法話のようす

今年は18日(日)と21日の春分の日(水)に小田原のみかんが境内で販売されました。春分の日は大荒れの天気でしたが、たくさんの人が買いに来てくれました。

大荒れの雪模様となりました

車の屋根にも雪が積もっています

ページトップへ