御府内八十八ヶ所第十二番札所、関東三十六不動霊場第十五番札所

催事の様子

興教大師陀羅尼会厳修(こうぎょうだいしだらにえごんしゅう)

2015年12月06日

本年も当山本堂において興教大師陀羅尼会を厳修いたしました。
陀羅尼会とは興教大師覚鑁(こうぎょうだいしかくばん)上人(しょうにん)の入寂(にゅうじゃく)の日に、御恩(ごおん)に報いるために行う法要です。
興教大師覚鑁上人のために弟子たちが佛頂尊勝陀羅尼(ぶっちょうそんしょうだらに)を唱えたという故事にちなみ、この陀羅尼を読誦するので陀羅尼会とよばれています。
興教大師覚鑁上人のご入滅された12月12日の祥月命日に、教えに感謝する為、この陀羅尼は、罪障消滅、息災延命、あるいは故人の成仏を祈る時等にも唱えられるお経が、佛頂尊勝陀羅尼(ぶっちょうそんしょうだらに)です。
宝仙寺では、毎年上人さまの忌日である12月12日前後に陀羅尼会を行っております。
本年は12月6日に当山にご縁のある御寺院の僧侶の皆様と共に、当山住職が大導師を勤め、厳かに執り行いました。

興教大師尊像
興教大師覚鑁(こうぎょうだいしかくばん)は、平安時代末期の僧で、弘法大師の教えを再興するとともに、後に「新義」といわれる真言宗の教学を確立しました。新義真言宗の流れを汲む真言宗豊山派(ぶざんは)では真言宗中興の祖とお呼びしております

宝仙寺住職による修法の様子

陀羅尼会法要の様子

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