2014年11月01日
本年も宝仙学園中学校共学部理数インターの生徒124名、及びご父兄が参加し、「十三参り」を執り行いました。「十三参り」とは、数え年で十三歳になった少年少女が、これまで健やかに成長出来たことへの感謝と共に、これから益々智恵と福徳を授かる為に、広大な無限の智慧と慈悲を持った虚空蔵菩薩とご縁を結ぶ法会です。元々は、弘法大師空海上人が高知県の室戸岬の洞窟に籠もって虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を修したことにより、飛躍的に記憶力が増したことに由来されていると伝えられております。また「十三参り」は別名「智恵詣り」・「智恵もらい」とも呼ばれております。
ご本尊と虚空蔵菩薩に法会の趣旨を述べ、宝仙学園中学校一年生に「智恵」と「福徳」を授かれるように法要を致しました。
加持した智恵の水を頭頂に「灌頂(かんじょう)」致しました。
十三参りと虚空蔵菩薩についての法話の様子。
虚空蔵菩薩。右手の剣は「智慧」を表し、左手の蓮華は「福徳」を表します。
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