2014年04月05日
花まつりとは、4月8日のお釈迦様の誕生を祝う行事で灌仏会などとも呼ばれます。宝仙寺では、4月5日に花まつりの法楽を執り行い、参拝者の皆さまにも灌仏していただきました。
法楽のようす
たくさんの方にお集まりいただきました。
灌仏のようす
灌仏(かんぶつ)とは、お釈迦様がお生まれになった際、龍が天から清浄の水をそそいで産湯をつかわせたという故事や、同様に甘露の雨を降り注いだという故事に由来して、誕生仏(お釈迦様のお生まれになった姿の像)に柄杓で甘茶をかけお祝いすることです。奈良時代に行われたのが初めといわれ、当時は香水(こうずいと読み、お香を煮沸、または香を入れた浄水のこと)をかけていました。
誕生仏は、お釈迦様が生まれてすぐ東西南北の四方に七歩歩み、右手で天を左手で地を指して「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」とお唱えした姿をあらわしています。
花でかざられた花御堂(はなみどう)は、お釈迦様のお生まれになったルンビニー園が花でいっぱいだったことに由来します。
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