2013年11月02日
宝仙学園中学校共学部理数インターの生徒123名が参加し、「十三参り」を執り行いました。「十三参り」とは、古来十三歳という年齢が元服の年にあたる為に、これから成人となる子供に'虚空蔵菩薩'とご縁を結ぶ法会です。'虚空蔵菩薩'とは虚空(現在の概念では空間の意)の如く無量(たくさん)の智慧や功徳を持つ菩薩で、この菩薩の御真言を唱える修法は、大変な記憶力を得られるといわれており、弘法大師空海も若い頃行っております。
ご本尊、虚空蔵菩薩にこの法会の趣旨を述べ、宝仙学園中学校一年生に「福徳」と「智慧」を授かりますようにと法要を致します。
「灌頂(かんじょう)」を致します。生徒一人一人の名前が呼ばれ、頭に「智慧の水」を授かります。
虚空蔵菩薩とご縁を結んだ証として最後にお守りが授与されます。
虚空蔵菩薩。右手の剣は「智慧」を表し、左手の蓮華は「福徳」を表します。
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