御府内八十八ヶ所第十二番札所、関東三十六不動霊場第十五番札所

催事の様子

総本山長谷寺参拝と但馬の小京都・出石と天橋立の旅

2010年06月01日

6月1日(火)〜3日(木)にかけて、20名の方のご参加をいただき団体参拝旅行を行ないました。

初日、快晴の東京駅を出発しました。道中もいい天気が続いていましたが、長谷寺に到着寸前から雨が降り出し、山門ではどしゃ降りの歓迎を受けました。この雨で、身も心もきれいに洗い流されたような気がしました。あたりを見回すと山はまるで水墨画のようでした。
雨があがり木々が洗われ、山全体が生き生きとしているように感じられました。
境内では、平安遷都1300年を記念して「本尊御影大画軸特別開帳」が行なわれており、貴重な御影を拝観させていただきました。

長谷寺山門

長谷寺山門

本尊御影大画軸特別開帳

本尊御影大画軸特別開帳

雨上がりの観音堂

雨上がりの観音堂

山法師
鉄せん

雨に濡れた境内の花も輝いていました
(左:山法師 右:鉄せん)

翌日は、奈良をあとにして但馬の小京都と呼ばれる出石に向かいました。
出石は「古事記」や「日本書紀」にも名前が出てくる歴史の古い町です。
ここでは「辰鼓楼」や「出石城址」などを散策して町の歴史に触れてきました。昼食に名物の「出石そば」をいただいたあと、次の目的地、西国三十三所第二十八番札所「成相寺」を参拝いたしました。「身代り観音」「撞かずの鐘」などで知られる慶雲元年(704年)創建の古刹です。
参拝後は成相寺から程近い、傘松公園に向かいました。傘松公園では名勝「天橋立」の美しい景色に感動したり、「股のぞき」をして童心に帰ったり楽しいひと時を過ごしました。この日は天橋立温泉の旅館に宿泊し、温泉と地元の料理で旅の疲れを癒しました。

西国二十八番札所 成相寺

西国二十八番札所 成相寺

傘松公園から天橋立を望む

傘松公園から天橋立を望む

三日目は、丹後半島東端の伊根町を訪れ、一階が船の格納庫、二階が住宅という独特な舟屋の町並みを見学した後、伊根湾めぐりの遊覧船を楽しみました。
昼食後は、京都に向かい自由行動となりショッピングなどを楽しみながら帰りの新幹線を待ちました。

今回の旅行は、不安定な天候のせいなどもあり前回よりやや参加者が少なかったのですが、楽しい雰囲気の中で、よい親睦の機会になったと思います。
これからも二年ごとの団体参拝旅行を企画いたしますので、たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。

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