御府内八十八ヶ所第十二番札所、関東三十六不動霊場第十五番札所

四季の風景

秋めく境内

2019年10月17日

 今年も長く続いた暑い夏を終え、ようやく朝夕の風も心地よくなり季節は徐々に秋の気配になって来ました。
 お寺の裏庭には秋の訪れを告げる金木犀が咲き、一面に甘い香りが漂っています。
 金木犀は古くから漢方の生薬としても利用され、また花びらはお茶やお酒、お菓子にまで幅広く使われています。開花は9月下旬から10月中旬で花が咲く期間はたったの1週間しかなく、この短い間に強く甘い印象的な香りで人々を惹きつける魅力的な花です。
 また、お寺でも行っている阿字観の瞑想と同様にリラックス効果もあります。この香りに癒され精神を落ち着かせ、苛立ちや不安を軽減してくれる効果があり、さらには不眠などを予防して毎日ぐっすり安眠でき、心身ともに健康でいられる効果が期待出来ます。
 このように金木犀の香りが楽しめるのは1年でもほんの1週間程度なので、この機会に町を散策し、思いきり深呼吸してリラックスしてみて下さい。いつもと違う一日を過ごせると思います。

金木犀の花

裏山の種類の違うどんぐり

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