2019年08月13日
今年も本堂前に、カンゾウの花が咲く季節になりました。カンゾウは、別名忘れ草(わすれぐさ)忘るる草(わするるくさ)とも言い、花言葉は悲しみを忘れる、憂いを忘れる、順応性などの意味があります。また、カンゾウの花は一日花で、翌日には萎んでしまうそうです。その日見た花は翌日には無い。まさに一期一会に相応しい花です。この花は、10年ほど前に鳥が運んで来たと思われる種から咲いた一輪の花を大切にしてきたものです。今では9月中旬頃まで楽しめるようになりました。
サルスベリは、初夏から秋までの比較的長い間、鮮やかに赤い花を咲かせます。別名百日紅(ひゃくじっこう)と言い、花言葉は雄弁、愛嬌、不用意などの意味があります。名前の由来は、樹皮が滑らかで、木登りが得意な猿でさえ滑ってしまいそうなことからサルスベリと言われています。書院南の石庭奥併に墓地の中にも咲いています。
お参りの際には、本堂前のカンゾウと玄関脇からサルスベリをご覧ください。
毎年少しずつですが、数を増やしています。
猛暑の中、元気に咲いています。
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