2017年08月12日
カンゾウの花が咲く季節になりました。カンゾウは、別名忘れ草(わすれぐさ)忘るる草(わするるくさ)とも言い、花言葉は悲しみを忘れる、憂いを忘れる、順応性などの意味があります。
初めは少なかったカンゾウの花も年々数を増やしてきました。カンゾウの花は晩秋まで、たくさんの蕾が次々に開花します。お参りの際には、本堂前の燈籠脇に咲いています。是非、ご覧ください。
また、花に関係していますが、「春の七草」と同じように「秋の七草」があります。
「秋の七草」は、女郎花(おみなえし)、薄(すすき)、桔梗(ききょう)、藤袴(ふじばかま)、萩(はぎ)、撫子(なでしこ)、葛(くず)で秋に花を咲かす草から選ばれています。奈良時代の歌人、山上億良(やまのうえのおくら)が歌の中でも残しています。「春の七草」は七草粥にして食べる習わしになっていますが、「秋の七草」は、鑑賞して楽しむものとされてきました。是非、「秋の七草」を観賞して、秋を感じてみてはいかがでしょう。
毎年少しずつですが、数を増やしています。
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