御府内八十八ヶ所第十二番札所、関東三十六不動霊場第十五番札所

四季の風景

境内にも秋の訪れ

2013年10月16日

台風の過ぎ去った後、落ち葉にまぎれて秋の訪れを知らせるたくさんのどんぐりが落ちていました。今年は、10月に入っても30度を超える夏日が続いていましたので、いつもよりも秋の涼しさが心地よく感じられます。

宝仙寺に落ちていたどんぐりは、スダジイの実です。よくみかけるどんぐりは、帽子のような殻「殻斗」(かくと)をかぶっていますが、スダジイの殻斗は帽子状ではなく実をすっぽり覆っているのが特徴です。スダジイの実は渋みが少なく、炒って食べることができます。甘味は少ないですが、ピーナッツのような味がします。

これから徐々に秋色に染まっていく境内の変化が楽しみです。

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