立春の前日に「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまき、諸厄を払い福を招くための行事です。
真言宗では、(1)災厄を逃れて安全に生活する「息災(そくさい)」、(2)福徳を増進させ生活を豊かにする「増厄(そうやく)」、(3)健康を保ち長生きする「延命(えんめい)」を祈願して護摩を焚きます。
宝仙寺では檀信徒の皆様のご繁栄を祈願して柴燈(さいとう)護摩供を厳修致します。
※護摩供参加の皆様には金剛智水(こんごうちすい)を呈上致します。
午後4時半(予定) 豆まき(三重塔前)
戦災で焼失した寺の復興のため、昭和26年頃より本堂の再建を行っていた際に、かつて僧兵が用いていたであろう遺物が発見されました。 そこで昭和28年より、節分の行事にあわせて僧兵行列を行い、僧兵の姿を再現することになりました。 僧兵姿の年男、檀信徒を中心に総勢百人に及ぶ行列が、明徳稲荷神社から青梅街道を通り、宝仙寺までを練り歩きます。
お釈迦様が、クシナガラ城に近いバッティ河のほとりで、「この世で変わらないものは何も無い。皆、怠らず法をよりどころとして精進しなさい」そのお言葉を最後に2月15日、偉大な80年のご生涯をとげられた日です。その日を仏教徒の重要な日として、寺院では、お釈迦様が涅槃に入られた様子を描いた掛け軸(涅槃図)を掛け法要を行います。
涅槃図の中には、お釈迦様を囲んで弟子達と共に鳥や獣等の動物達も一緒に、お釈迦様の入滅を悲しんでいる様子が描かれています。これは、人間だけでなく、この世に生を受けたもの全ての命の価値は同じであるということを表しています。
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